6月に入りました。

今月も新豆が登場します。
グァテマラ シンビオンテ、グァテマラ あるインヘルト、パプアニューギニア バルクパック(今月分)は終了しました。
ご愛顧くださりありがとうございました。

「13 エルサルバドル ラス・ラデラス農園 パカラマ」
浅煎りチャレンジをしています。しかも、初めて焙煎するパカラマ種です。
果実のような香りがあって、丸みのある酸味があって、ほのかにコクも感じられ、甘味の感覚で終わっていくような珈琲を作れたら嬉しいなと思っています。
さて、みなさまはどのように感じていただけるでしょうか?

「14 ミャンマー ガペ村ホーンビル」
"味よし、質よし、価格よし"な豆をご用意したくて探しました。個性が強くなくマイルドで飲みやすいです。
パプアニューギニアと隔月でご紹介させていただきます。

「15 エチオピア TadeGG農園 フレンチ」
スモーキーで甘い濃口のモカです。
深く煎っても、華やかさは健在。苦いだけが深煎りじゃありません。

「16 インドネシア トラジャ フレンチ」
ウイスキーの樽のような香り、強いコク。
冷やした後は、牛乳と合わせるだけでなく、生クリームを浮かべて飲んでもおいしいです。

先日は、柚木沙弥郎さんの展示を観に、松江美術館へ。いくつになっても楽しむ心を忘れない染色家の一生に感銘を受けました。

今月のコーヒーも楽しみながら、口に合うものを作っていきます。
ご愛顧のほど、よろしくお願いします!

11.1より発送日を毎週火曜日と金曜日とさせていただきます。

只今の厳選豆

ここは、コーヒーにとって一番いいところ。
大切なのは、
焙煎のこと。
保管のこと。
そして、味をみること。

「焙煎のこと」
屋根より少し高く上がった煙突からは、焙煎の煙がたくさん出てきます。煙は黙々、モクモクとあがり、周囲にいい香りを漂わせてくれます。町場の焙煎所では、近隣の問題から煙の取扱いに気を使いますが、当店の場合は心配無用。煙は好きな方に流れたり、漂ったり。

周囲のことや時間を気にせず焙煎に没頭できるこの場所は、最高の焙煎向きの環境だと思っています。

「保管のこと」

当店では、コーヒー生豆を外気の影響を受けにくいように設計した倉庫で保管します。温度や湿度を把握し、外気を取り入れて風を通したりしながら、焙煎を迎えるまでの生豆を最善の状態で管理します。
さんない村麓は、夏も比較的涼しく、風もよく吹き、半日は日陰になるような場所に立地しています。これはコーヒーにとって理想的な環境だと思っています。

「味をみること」

焙煎できた珈琲豆は、店主自ら試飲します。思い通りの味に仕上がっているか、おいしさが宿っているか確かめたいのです。
粉砕にあたっては、細胞を壊さずに挽くことのできる機構をもったコーヒーミル”リードミル”を使い、抽出はコーヒーを抽出するために縫製されたネルを使って、湯を透過させます。
そして、味をよく感じるために陶芸家に特注した口当たりの薄い白磁のカップで試飲します。

珈琲豆

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