3月になりました。

おかげさまで、
ペルーとブラジル ムンドノーボは売切れとなりました。更には、グァテマラも終売いたしました。ご愛顧いただきありがとうございました。

今月は2種類の豆をご紹介します。
まずは、
「06ブラジル トロピカルバイーア」です。
こちらはとても柔らかい豆質のモノ。
あまりにも豆質が柔らかいので、
気が付けば思っていた焙煎度を越えてしまうという難しい焙煎のもの。
ちなみに、名前の由来はナチュラル製法からくるトロピカルフレーバーによるもの。
何やらエチオピアモカで行われているような精製方法をブラジルで採用することで
モカのようなフレーバーを意図的につけようとしたようです。
たしかにトロピカル。

次に
「07コロンビア ウィラ ピンクブルボン」です。
コロンビアは思い入れのある豆です。
グァテマラ的ではないのですが
とにかく焙煎が難しい。
しっかりと火のはいった豆ですと
大変甘味のあるジューシーな味わいとなります。試行錯誤して頑張っています。
当店らしいマイルドな仕上がりになっております。
品種はピンクブルボンという高級品種で味もよいのです。いい価格かつたくさん買えたので、この機会に存分にお楽しみください。

そろそろ価格改定を考えなければならないこの頃でございます。

店主




11.1より発送日を毎週火曜日と金曜日とさせていただきます。

只今の厳選豆

ここは、コーヒーにとって一番いいところ。
大切なのは、
焙煎のこと。
保管のこと。
そして、味をみること。

「焙煎のこと」
屋根より少し高く上がった煙突からは、焙煎の煙がたくさん出てきます。煙は黙々、モクモクとあがり、周囲にいい香りを漂わせてくれます。町場の焙煎所では、近隣の問題から煙の取扱いに気を使いますが、当店の場合は心配無用。煙は好きな方に流れたり、漂ったり。

周囲のことや時間を気にせず焙煎に没頭できるこの場所は、最高の焙煎向きの環境だと思っています。

「保管のこと」

当店では、コーヒー生豆を外気の影響を受けにくいように設計した倉庫で保管します。温度や湿度を把握し、外気を取り入れて風を通したりしながら、焙煎を迎えるまでの生豆を最善の状態で管理します。
さんない村麓は、夏も比較的涼しく、風もよく吹き、半日は日陰になるような場所に立地しています。これはコーヒーにとって理想的な環境だと思っています。

「味をみること」

焙煎できた珈琲豆は、店主自ら試飲します。思い通りの味に仕上がっているか、おいしさが宿っているか確かめたいのです。
粉砕にあたっては、細胞を壊さずに挽くことのできる機構をもったコーヒーミル”リードミル”を使い、抽出はコーヒーを抽出するために縫製されたネルを使って、湯を透過させます。
そして、味をよく感じるために陶芸家に特注した口当たりの薄い白磁のカップで試飲します。

珈琲豆

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